はじめに
「今の働き方、このままで本当にいいのかな?」
「もっと心にゆとりのある職場で働きたい」
そんなふうに悩んでいた私が、給食委託会社から保育園栄養士へ転職したのは、体調を崩したことがきっかけでした。
この記事では、保育園栄養士として働いてみて感じた良かったこと・大変だったこと、そして転職を成功させるためのポイントを、私の実体験をもとにまとめています。

保育園栄養士のリアルをお話しします!
なぜ保育園栄養士に転職しようと思ったか
新卒で入社した給食委託会社では、病院に配属され、朝3時から夜21時までのシフト勤務。
100時間を超えるサービス残業とパワハラで、心身ともにボロボロになっていました。
体に蕁麻疹が出たり、朝起き上がれなかったりと、体調に異変が現れ始め、「このままでは栄養士としても、人としても続けられない」と退職を決意。
次の職場に選んだのは、子どもたちの給食に携われる保育園栄養士でした。
子どもが好きだったこと、自分のペースで働きたかったこと、そして何より「心と体を取り戻したい」という気持ちが大きなきっかけになりました。
実際に転職してよかったこと
保育園で働き始めてまず感じたのは、「心に余裕が持てる働き方」です。



特に良かったと感じた点は以下の通りです!
- 残業がほとんどなく、自分の時間が持てる
夕方には退勤できるので、プライベートの時間をしっかり確保できるようになりました。
- 子どもたちの反応を直接見られる
「おいしい!」と笑顔で食べてくれる姿は、何よりのやりがいに。
また、保護者の方から栄養相談を受けたり、資格を活かして色々な方と関われることが自信にもつながりました。
- 小規模でアットホームな雰囲気
人間関係も良好で、先生たちと協力しながら楽しく働けました。
保育園は、忙しさの中にも「人」として向き合える温かさがある職場だと感じています。
逆に大変だったこと
もちろん、いいことばかりではありません。



大変だったことももちろんあります💦
- 人手が少ない園だと、なんでも屋になる
調理・発注・事務・イベント準備はもちろん、保育士の補助を担うこともありました。
- 少人数の職場での孤独感
調理員が少なく、栄養士が自分一人という環境では、相談できる相手がいない孤独を感じることも。
- 保護者や園全体との連携の難しさ
衛生管理やアレルギー対応など、気を配ることが多く責任も大きいです。
また、保育士との意見の衝突があることもありました。
ただし、これらの点は事前に園の体制をしっかり確認することで、ある程度は回避できます。
保育園への転職を成功させるためのポイント
私が実際に転職してみて感じた、「ここは押さえておきたい!」というポイントをご紹介します。
- 自分の「優先順位」をはっきりさせる
給与・通勤時間・働き方・人間関係など、自分が何を一番大切にしたいかを明確にしておくこと。
- 求人票だけで判断せず、園見学や面接で雰囲気を見る
実際の職場の空気感や人間関係は、行ってみないとわからないことが多いです。
- 「やりたい仕事」より「無理なく続けられる仕事」を選ぶ
仕事もプライベートも大切にしたい方には、両立できる環境かどうかが最も重要だと思います。
まとめ
保育園栄養士の仕事は、責任が重く体力的にハードな面もありますが、
自分に合った園に出会えれば、とてもやりがいのある働き方ができると実感しています。
私にとっては、「転職して本当によかった」と思える、大きなターニングポイントになりました。
そして、自分の時間を持てたことで、「無理だ」と思っていた管理栄養士国家試験にも挑戦してみようという気持ちになれたのです。
次回の記事では…
次回の記事では、働きながら管理栄養士国家試験に挑戦し、合格するまでの勉強法やスケジュールの立て方、仕事との両立の工夫について詳しくお話しします。
「転職してから管理栄養士を目指したい」
「仕事と両立できる勉強法が知りたい」
という方のヒントになればうれしいです。
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